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流れ星を見た。三回願いを唱えるといいことは知っていたので、何か唱えようとしたが一つも思いつかなかった。僕には願い事が無い。

彼女は元気にしているだろうか。彼女のことを思い出しながらも、デリヘルのポイントカードの貯まり具合が気になっているそんな人間だ。あと何回行けば2000円OFFになるのだろう。道のりは遠いな。

ぐずぐずとしながら煙草を買いにコンビ二まで出掛けた。帰り道、またもや空に流れる星を見つけた。一週間で二回も見つけたのは稀な事だろう。とたんに不安になった。もしかしたら流れ星じゃなくて、僕の頭がおかしいのかもしれない。
彼女は言っていた。「あなたはパーフェクトな人」
その言葉を聞いてこれ以上無いほど悲しくなった。穴ぼこだらけの人間の僕は、瓶なら何の役にも立たずに捨てられるだろう。恋は盲目というけれど彼女の視力は2.0だし、冷静な判断をいつも下しているように見える。それなのにどうしてそんなこと言うんだ。

僕が風俗に行ったことがばれた。彼女は一つも取り乱さずに、お金ないのに困った人ねと財布に二万円ばかりを足してくれた。これ以上僕と一緒に居ると目の前に居る素敵なお嬢さんは駄目になるかもしれないと思い、僕はそっと姿を消した。
幸せの直中だとは思えなかった。

今こうして電車に乗りながらも、自分は宇宙の中に居る。地球に乗っている。そして渋谷に到着しデリヘル嬢F子ちゃんに会っている時にも、僕は宇宙の中に居る。当たり前のことなんだけど今どこに居るのか忘れてる。

タイマーが鳴る。トマトの形をしたキッチンタイマーが鳴っているのも宇宙の中の出来事である。僕が延長とかしちゃうのも宇宙の中の出来事でる。

そう、すべてそういうことなんだ。